2023年03月13日

その他

モーション モジュール紹介 vol.3

セールスキャスター通信 vol.198 2023年2月13日発行

生産現場の省力化や自動化を行うモーションに用いる基本動作をモジュールとしてパッケージ。
モジュールを連動させることで1つの動作からいろいろな働きを実現します。

水平ターン

コンテナを取り込むとコンテナの自重によって傾き、コンテナの進行方向を90°変えるしくみです。シンプルな機構でワークの流れを変えることができます。動画で動きをご覧 いただけます。

■構造

中心より後方に設定された回転軸を持ったテーブルです。
コンテナがない時はウエイトによって水平状態となります。
ワークがテーブルに載ると、ワークの重心とテーブルの回転軸のずれにより、テーブルが傾斜します。

■動作原理

  • 1.コンテナがない状態のターンテーブルを、ウエイトを用いて上流のコロコンと同じレベルに設定します。

  • 2.ターンテーブルは、中心よりやや上手側に取り付けた回転軸により、コンテナが入ってくると下手側に傾きます。コンテナが排出されるとウエイトにより元の位置へ戻ります。

切り出しストッパー(バネ内蔵型)

バネを内蔵した切り出しストッパーです。
ユニットをクロスコネクタでシューターに取り付けるだけで切り出し機構を実現します。

■構造

低荷重用・中荷重用・高荷重用それぞれストップローラー部が左に傾くタイプと右に傾くタイプの計6タイプをラインアップしています。
※低荷重用(空箱用)
 中荷重用(総ワーク重量:70㎏  ワーク1コ当り:~20㎏)
 高荷重用(総ワーク重量:100㎏ ワーク1コ当り:~20㎏)

■動作原理

  • 1.切り出しストッパーによりコンテナが止まっている状態です。

  • 2.フットペダルを踏むと前部ストッパーが回転しロックが解除。1つ目のコンテナが切り出されます。この時、次のコンテナは後部ストッパーにより止まっています。

  • 3.フットペダルを離すとバネの力により切り出しストッパーが戻ります。この時、後部ストッパーが解除され、さらに次のコンテナが流れてきます。

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2023年2月13日発行
「モーション モジュール紹介 vol.3」

日本語(vol.198)